2012年5月8日火曜日

『妖怪たちはどこへ行った』:水木しげる

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● ゲゲゲの女房


「妖怪たちはどこへ行った」 ~水木しげるのねぼけ人生 (1/2)  1989,5
http://www.youtube.com/watch?v=eBKV-6K1r3k&feature=related


「妖怪たちはどこへ行った」 ~水木しげるのねぼけ人生(2/2) 1989,5
http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=endscreen&v=iZpdPDPtizk


「妖怪たちはどこへ行った。」水木しげるの寝ぼけ人生・・・・ 3
http://www.youtube.com/watch?v=MbZdEp-6IAo&list=UUSJknFkuHgkmo81r-42JKZA&index=2&feature=plcp



「ゲゲゲの鬼太郎」誕生秘話 水木しげるの真実 1/3
http://www.youtube.com/watch?v=WszLf6rXBXQ&feature=related


「ゲゲゲの鬼太郎」誕生秘話 水木しげるの真実 2/3
<< 未収録 >>

「ゲゲゲの鬼太郎」誕生秘話 水木しげるの真実 3/3
http://www.youtube.com/watch?v=D0O0Qgeb608



 ここで度々でてくる「貸本漫画」とはなんだろう。
 そんなマンガに出会ったことはない。
 私の時代は漫画王と冒険王が主流。
 マンガだけが漫画王、字が入ってくると冒険王になる。
 欲しかったが高かったので買えなかった。
 本屋にいくとその隅っこに薄ペッたい漫画雑誌がおいてあった。
 厚さは漫画王の1/3ほど。
 その雑誌の名は少年画報といった。
 クラスの連中は漫画王をもってきていた。
 でも私は薄っぺたい存在感のまったくない少年画報。
 でも、自分のものであることは確かなので、発売されると早速買って嬉々として学校に持っていったものだ。
 が、あるときそれが漫画王にも匹敵するほどの厚さになり、値段も上がって手がとどかなくなった。
 武内つなよし「赤胴鈴之助」の連載が始まったのである。

 私も小さいころ貸本屋にいってマンガを借りてきたことはある。
 1冊1日10円だったと思うが。
 それが貸本漫画という名前なのだろうが、何か不明朗だ。
 貸本屋に置かれているから「貸本漫画」というのはどうも論理が明快でない。
 いったいどういうものだろうか、検索してみた。


貸本漫画とは何ぞや?
http://kan-chan.stbbs.net/manga/kashihon/about.html

貸本屋とはどんなシステムだったのですか。

 簡単に言えば、今で言うCDやビデオのレンタルに似たシステムです。
 利用客は身分証明書を提示し入会金を払えば会員になれます。
 会員は本を一冊につき一泊二日10円で借りることができました。

 ところで、貸本屋は貸すための本をどこから仕入れてくるのでしょうか? 
 昔に貸本屋をやっていた方から、こんな面白い話を聞かせてもらいました。

 漫画本は、まずは書店で市販もされたそうです(一冊220-240円程度)。
 しかし、そのうちのかなりが返本で戻ってきてしまいます。
 皆さんもご存じかと思いますが、それはそのままだと倉庫の肥やしですし、いずれはゴミになってしまいますね。
 そこからが肝心です。
 実は当時、このように返本になった本を、一貫目いくらで(つまり重量いくらで!)買い取る業者がいたそうです。
 当時は御徒町に、そのようなルートで回ってきた古本を売る卸業者がたくさんいたそうです(今はゴルフ関連の店ばかりになってしまったが)。
 そして貸本屋は、そこから一冊30円で本を仕入れます。
 その本を店では一回10円で貸していたので、3回の貸し出しで元が取れたといいます。
 人気のある本なら元が取れるだけでなく、がっぽり儲かるものもあれば、人気がないと全く元が取れないので、いかにして人気の高い本を仕入れるかが貸本屋の腕の見せ所だったようです。
 また地方の零細貸本屋は、昔からやっている地元の貸本屋の在庫(例によって東京御徒町で仕入れたもの)のうち、余剰在庫で倉庫に眠っている本を、一冊30円でまとめて買い、貸本屋を開くこともあったようです。


 つまりはじめから「貸本漫画」なる本が存在していたわけではない、ということである。
 小さな出版社が単行本漫画を出版していた。
 でも少しは売れるが、十分出まわるほどではなく、発売してしばらくすると古本屋から大量に返品されてくる。
 これを安く買いたたいて、貸本屋の店頭に並べたものが貸本漫画というわけである。
 よって本来は正式に発行された単行本漫画だったのである。
 そのうち出版社が、貸本屋専用に相当いい加減なマンガ本を作り始めた。
 これがいわゆる貸本マンガになる。


映画『ゲゲゲの女房』目玉おやじ生誕の瞬間!
http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=endscreen&v=kRnMDmviVJs

鬼太郎的誕生1980.WMV
http://www.youtube.com/watch?v=pkdfQVgHe20&feature=related

水木しげるロード「学びEye!」 ゲゲゲの 町おこし 食おこし
http://www.youtube.com/watch?v=vIS3V3Pqw2A&feature=related

 そういえば学生の頃、周遊券を使って山陰旅行をしたとき境港にもいった。
 もちろんそのころは、普通の町で何の思い出も残っていない。
 ただ、この食べで最高だったのは、「カニ弁当」がうまかったことである。
 その頃、カニなんてしろものは高くて食べられるしろものではなかった。
 それがふんだんに入っているのである。
 山陰線では駅弁になっていたので、まあ繰り返し食べた。

wikipediaから。

水木 しげる(みずき しげる、本名:武良 茂(むら しげる)、男性、1922年]3月8日 - )は、日本の漫画家。
 鳥取県境港市出身。東京都調布市在住。
 ペンネームは、紙芝居作家時代に、当時経営していたアパート「水木荘」から名付けた。

 50年近く住んでいる東京都調布市には、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが車体に描かれた鬼太郎バスが3路線運行されている。
 2003年10月には「深大寺そば」で有名な調布市深大寺の門前に「鬼太郎茶屋・深大寺店」が開店した。
 なお、元祖「鬼太郎茶屋」は境港の「水木しげるロード」内にある。
 境港の店長は「鬼太郎音頭」の作詞者である。
 水木が住む京王線調布駅北口の天神通り商店街にはゲゲゲの鬼太郎を始めとする代表的な妖怪のオブジェが並んでいる。
 商店街入り口の目印は街灯に腰掛けた鬼太郎。

 調布市名誉市民、東京都名誉都民。
 水木しげる記念館は境港市にある。


 1922年生まれということは、今年90歳である。
 調布市と東京都の名誉市民ということであるが、小金井の江戸東京たてもの園には鬼太郎の家が保存されている。

 ただし、木の上ではなく、普通の小屋である。

 ちなみに鬼太郎の家は富士急ハイランドにもあるそうである。
 木の上に。




映画『ゲゲゲの女房』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=ql5yBSUy8hk





 【しょうしょう、お時間を】 



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